大阪在住のもうすぐ四十郎になるパートのおっさんが書き綴っていく、なんちゃって読書感想文。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
その「組織の論理」と「個人のやりがい」は構造的、本質的に対立する概念になっているというジレンマについては心にとどめておくといいかもしれない。歯車のスペアは多いほどいいのであって、規格は統一されている方が使いやすいのだ。「尖る事」「突出した人材」なんて本質的には誰も求めていいない。
「サラリーマンを辞める」となると圧倒的に自由になるような響きを受けるかもしれないけど、それは大きな勘違いで、実際にはこの「食わなきゃいけない」という強烈なプレッシャーが個人をがんじがらめにする。自由なんてどこにもない。やりたくない仕事、単価が安い仕事、実績にならない仕事を嫌々でもこなさなくてはいけない。
「なりたい」という気持ちと「やりたい」という気持ちはまるで別物 だ、という事だ。
|
ただいまコメントを受けつけておりません。