どーも、四十郎のおっさんです。
先日、kindle アンリミテッドにて、「新版 ディズニーリゾートの経営学」を読んでみました。
わたしは、大阪在住なので、頻繁に東京ディズニーリゾートへ足を運ぶ事はできません。
なので、こういった書籍にて、ディズニーリゾートのことを知る事ができるのが楽しい訳です。
本書は東京ディズニーリゾートをヨイショする一方で、この書籍が書かれた時に観測できた改善点にも言及しています。
最初の方は、ディズニーリゾートを持ち上げているんで、鼻につく感じ。
そこで挫けてしまう人もいるかもしれませんね。
ただ、それ以降は日本文化とディズニーランドについて書かれているので、とても興味深いものになっています。
ディズニーランド・ディズニーシーをよいしょしている前半部分において、ディズニーリゾートが、なぜじょじょに落ち込んでいるのかがわかるようになっている点がユニークでした。
これは「今」読むからこそ、わかる事で、後半ではディズニーリゾート好きから指摘される改善点にも繋がっていくというのは、なかなか面白いですね。
ディズニーランドが日本に対して与えた衝撃と影響は凄くて、近年になって、ようやくその良き影響が、あらゆるところで、顕在化しております。
色んな業種・業態でのテーマパーク化は、ディズニーランドが引き起こした現象です。
そして、それが21世紀のビジネスへとつながって行くところは、さすがウォルト・ディズニーといった感じですね。
本書は、ディズニーリゾートについて書かれているけれど、ビジネスマンにとって大切な事も書かれています。
それは、お客様を楽しませる事。
ビジネスマンは直接、エンドユーザーとやりとりする事はない場合もあります。
けれど、自分が販売しているアイテムが、エンドユーザーにとって、どのような影響を与える事ができるのか。
そこを考えないビジネスというのは、もはや考えられないって、改めて感じましたね。